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ドッグランってどんな場所? 覚えたいマナーとは

2022.12.28
ドッグランってどんな場所? 覚えたいマナーとは

ドッグランとは、犬が自由に走れる場所のことで、その多くが、柵やフェンスなどで囲われています。水飲み場や休憩スペースが作られていることもあり、敷地内であれば、リードを外して遊ばせることが可能なため、のびのびと過ごせる場所となっています。
また、開放的に走り回れるだけではなく、他の犬との出会いがあるなど、社交の場でもあります。

しかし、マナーを知らなかったために、周りとのトラブルになるケースがあります。ドッグランを活用するためにも、施設ごとに決められた注意事項や、マナーを守りましょう。

 

今回は、ドッグランの種類やマナーについて、ご紹介します。

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ドッグランの種類と、必要な持ち物

ドッグランにも、さまざまな種類があります。
それによって遊び方も異なるため、犬種や目的別に使い分けている方も、多いでしょう。

ここでは、ドッグランの種類と、必要な持ち物についてみてみましょう。

ドッグランの種類

・屋外か屋内か

屋外のドッグランのイメージ画像

ドッグランと聞くと、屋外のイメージが強いですよね。一般的な公園だけではなく、高原や森林公園など、大自然のなかにあるドッグランも、少なくありません。最近では、愛犬との旅行を楽しむ方も増え、高速道路のサービスエリア内に設置されていることもあります。

また、ショッピングモールやペットショップなどに併設されている、屋内タイプのドッグランもあります。天候に左右されず、買い物ついでに立ち寄れるため、人気となっています。

 

・無料か有料か

ドッグランには、無料で利用できる場合と、有料や登録制の場合があります。
民間企業などが運営しているドッグランでは、会員制や年会費を払うプランなどもあります。料金設定は高めですが、その分、施設内にドッグトレーナーや、監視員がいることが多く、初心者向きといわれています。

愛犬がドッグランに慣れているのかどうかも、場所を選ぶ際の一つのポイントでしょう。

 

・アクティビティの有無

アジリティのイメージ画像

ドッグランは、体を動かすことも目的の一つですが、スポーツとして楽しむ方もおられます。
たとえば、飼い主の指示で、犬が走る障害物競技「アジリティ」が、その代表といえます。飼い主と一緒に練習が必要なため、アジリティのあるドッグランを、選んで通うケースもあります。
また、ドッグプールやスノードッグランなど、愛犬と一緒になって、体を動かせるタイプのドッグランも、増えています。

 

 

どのタイプのドッグランが向いているのか、愛犬の性格や行く目的などをポイントに、考えてみましょう。

必要な持ち物

★ワクチンの予防接種証明書★

まず大前提として、狂犬病の予防接種は、国から義務付けられています。必ず接種しましょう。

他にも、たくさんの犬と触れ合うことが予想されるため、任意の混合ワクチンなども受けておく方がよいでしょう。こうしたワクチンの接種証明書の提示を条件に、入場を許可するドッグランも多いです。
もし提示が不要な場合でも、愛犬の健康を守るためにも、ワクチンは接種してからお出かけしましょう。

 

・その他の持ち物
鑑札、エチケット袋(トイレ用)、首輪やリード、水(飲料用とトイレ用) など

ドッグランを利用するときのマナー

ドッグランを利用するときのマナー

ここでは、ドッグランを利用するときのマナーについて、みてみましょう。

・目を離さない

ドッグランでは、まずはリードをつけたまま少し様子を見るか、柵の外から、他の犬との相性や雰囲気などを、確認することをおすすめします。

その上で、ノーリードで遊ばせますが、絶対に目を離さないように努めます。少し目を離した隙に、トラブルに発展する恐れもあります。慎重に周りをみるなど、飼い主同士にも配慮が求められます。

なお、出入りする際は、必ずリードをつけましょう。扉の開閉も、他の犬が飛び出さないように、きちんと閉めるように気をつけます。

・事前にトイレはすませておく

ドッグラン内では、排泄行為をさせないことが基本です。
もし愛犬が、やむを得ずトイレをしてしまったときは、飼い主が、必ず後始末をしてフンは持ち帰ります。なかには、犬用のトイレや、トイレ用のごみ箱などが、敷地内に設置されているケースもありますので、ルールを守って利用しましょう。

なお、マーキング癖のある犬には、マナーベルトを使用します。
匂いがつくと、ドッグランの管理者だけではなく、他の犬への新たなマーキングの原因にもなるため、注意が必要です。

・おやつとおもちゃは持ち込まない

ボールやフリスビーなど、おもちゃの持ち込みを禁止しているドッグランもあります。他の犬がそれを見て、急に興奮したり、愛犬とおもちゃの奪い合いになったりする恐れがあるためです。そのため、基本的におやつとおもちゃは、ドッグラン内に持ち込めないことが多いようです。
もし禁止されておらず、愛犬とだけ遊んでいたとしても、他の犬が入ってきたら、片付けましょう。

また、食事制限やアレルギーを持つ犬もいるため、他の犬に、勝手におやつをあげることも、絶対にやめましょう。

・ヒート(発情)中のメス犬は、連れて行かない

ヒート中のメス犬がいると、オス犬がしつこく寄って来たり、オス犬同士のけんかになったり、他の犬とトラブルになりかねません。そのため、そうした状態のメス犬の入場を、禁止しているドッグランがほとんどでしょう。
不妊手術を受けている場合は、その心配は少ないといわれています。

・マウンティングさせない

初めてドッグランを利用する犬や、体格の違う犬など、ドッグランにはさまざまな犬が集まっています。マウンティングをすることで、怖がらせてしまう恐れがあるため、注意が必要です。

もし愛犬がマウンティングを始めてしまったら、落ち着かせて、退場するようにしましょう。

・最低限のしつけはしておく

呼べばすぐに戻ってくる(呼び戻し)など、最低限のコミュニケーションがとれるように、訓練しておきましょう。他にも、「おすわり」や「待て」など、クールダウンできるようなしつけをしておくと、比較的に安心して遊べます。

 

 

いずれも周りに迷惑をかけないための、大切なマナーになります。くれぐれも無理のない範囲で、愛犬の様子をみながら、ドッグランを活用してみましょう。

 

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ドッグランのマナーを守って、もっと楽しもう

ドッグランのマナーを守って、もっと楽しもう

飼い主にとっても、他の愛犬家との交流の場になるなど、ドッグランは、とても魅力的な場所ですよね。何より、愛犬が楽しそうに走ったり遊んだりする姿を見ると、飼い主も幸せな気持ちになります。

しかし、マナーを守れずトラブルに発展すると、愛犬にとってドッグランがトラウマになってしまうケースもあります。愛犬だけではなく、飼い主の気持ちにも影響するため、注意しましょう。

ドッグランには、施設ごとにルールが定められています。ルールとマナーを守って、より楽しく過ごしてくださいね。

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