みんなしてるの? ペット葬儀って、どんなもの?
「ペット葬儀」とは、ペットも人と同じようなスタイルで弔う、ご葬儀サービスです。
現在では、ペットは大切な家族の一員であり、ご葬儀やその後のご供養をきちんと行うことが、一般化しています。そのため、最近ではさまざまなプランが登場し、オプションなども増え、詳細情報や費用が、わかりにくくなっているケースもあるようです。
ペット葬儀に関するマナーについても、気になるという方が多く、「ペット葬儀は、具体的に何をするの?」「参列するときは、どうしたらいいのか」という声も、聞かれます。
今回は、ペット葬儀について、その概要や費用、参列のマナーなどをご紹介します。
もはや定番化 ペット葬儀とは
ヤシロでは、2022年5月現在、ペット火葬の実績が、約19,000件あります。
ペット葬儀のニーズが、高まっていることがわかります。
ペット葬儀が増える背景
ペットも、健康長寿化が進んでいます。さまざまな飼育グッズや身の回りのケアサービスが充実し、昔に比べると、ペットにかける費用も、増加傾向にあると考えられています。
生きがいや癒しを与えてくれるペットは、家族同然であり、心の支えだという方も多いでしょう。そして、大きな幸せを与えてくれたペットだからこそ、ご供養はしっかりとしたいと思う方が、多数を占めているようです。
火葬ができるペットの種類
業者によってさまざまですが、基本的には、下記の種類に対応していることが多いです。
犬、猫、ウサギ、ハムスター、爬虫類、熱帯魚、昆虫 など
※牛・馬・豚などの家畜として飼われている動物は、ペット霊園での火葬はできません
ペット葬儀の種類と費用
・合同葬儀
ご寺院やペット霊園に、ご葬儀・火葬・埋葬までを任せます。
一般的には、ご自宅などでお別れをすませた後、他のペットと一緒に火葬され、埋葬されます。
合祀されるため、お骨は取り出せません。
費用の目安:1万円~5万円
・個別葬儀
個別葬儀は、大きく分けると、「立会型」と、「一任型」にわけられます。
「立会型」では、ご遺体をペット霊園などまで運び、個室でお別れのセレモニーを行います。火葬と収骨にも立ち会えます。
「一任型」では、ご自宅などでお別れをすませた後、業者にご遺体を預けます。業者が火葬を行った後日、お骨は骨壺に入った状態で、返骨されます。
また、最近では、ご自宅で見送れる「移動式葬儀」も増えています。その場合は、ご希望の場所まで移動火葬車が迎えに来てくれるため、その場でお別れ(ご葬儀)を行えるプランもあります。
費用の目安:立会型 3~8万円
一任型 2~5万円
※費用としては、下限価格を小動物(5kg前後)、上限価格を大型動物(15kg前後)としています。
5kg以下の動物や、15kg以上の大型動物については、ご寺院や霊園などにお問い合わせください。
30kg以上の場合は、~約10万円(立会型)が目安といわれています
気になるペット葬儀の流れとマナー、体験者の声
ここでは、ペット葬儀の流れと、マナーについて、みてみましょう。
また、実際にペット葬儀を体験した人の声も、少しだけ紹介します。
ペット葬儀の流れ
①葬儀業者へ連絡(ご遺体の安置)
ペットを看取ったあと、まずは葬儀業者などへ連絡をします。この際、合同葬儀か個別葬儀なのか、ご希望を伝えましょう。
お迎えまでには時間があるため、その間は、ご遺体を安置する必要があります。できるだけ涼しい場所を選び、ご遺体を清めておきましょう。
ご遺体の安置方法については、こちらでも詳しくご紹介しています。
② お迎え
お迎えの車が来たら、葬儀会場へ向かいます。ただし、業者の車には、飼い主が同乗できないケースも多いようです。あらかじめ、会場までの移動手段を考えておきましょう。
③ ご葬儀・火葬
個別火葬で立会型の場合は、セレモニー形式で、華やかに見送ります。
もしも、希望する宗派やご葬儀のスタイルがある場合は、事前に確認しておきましょう。
火葬後は、収骨を行います。
その後は、四十九日を過ぎて、お墓へ納骨されるケースもあれば、手元供養を選ばれるケースもあります。
関連記事:ペットのご葬儀の流れ
ペット葬儀のマナー
私たち人間と違って、ペット葬儀のマナーは、明確には決まっていません。
お焼香がある場合は、人間と同じ作法で進めます。収骨の際も、一つひとつ、丁寧に骨を拾い、骨壺へおさめます。
服装については、喪に服して地味な服装を選ばれる方が、多いようです。華美な服装やアクセサリーなどは、避ける傾向にあります。もし不安な場合は、霊園のスタッフなどに、問い合わせてみましょう。
また、火葬のときに一緒に入れようと、生前好きだったおもちゃ、フードやおやつ、ペットのお写真を持参されるケースもありますが、ご遺体に影響が出る恐れもあります。葬儀業者などによってルールが異なるため、確認しましょう。
ペット葬儀、体験者の声
では、実際にペット葬儀を体験した方たちは、どのように感じたのでしょうか。 よく聞かれる声のなかで、多かったものを、みてみましょう。(※自社調べ)
「ご葬儀があったからこそ、今までの感謝の気持ちを、ちゃんと伝えられた」
「冥福を祈るために、きちんと手合わせができてよかった」
「ペットロスが不安だったので、後悔しないように、ご葬儀をして見送ろうと決めていた」
たくさんの方が、ご葬儀はお別れの場としてよりも、感謝を伝える場として、捉えているようです。
また、対応してくれる業者によって、ペット葬儀への印象が、大きく変わるケースもあります。
「当初は費用が高いのではと思っていたが、人間のご葬儀と同じように、丁寧にサービスをしてくれた。最後は頼んでよかったと思えた。」
「ペットを失い落ち込んでいたが、業者さんの優しい心遣いや言葉に救われた。ペット葬儀をしてよかった」
なかには悪質な業者もいます。事前の説明が不十分だったり、料金設定が曖昧だったりする場合は、気をつけましょう。
「ありがとう」を伝える場にしよう
大切なペットとのお別れは辛く、ペット葬儀に前向きになれない方も、おられますよね。
しかし、「気持ちに区切りがつけられた」という声もあります。「今までありがとう」と、伝える場を持つことで、ペットの旅立ちを、受け入れられるかもしれません。
どうか、穏やかな気持ちになれる、ペット葬儀を選んでくださいね。
ヤシロでは、北摂池田と大阪生駒に、ペット専用霊園がございます。
大切なペットとゆっくりお別れができる、“ペット専用”のセレモニーホールでのご葬儀をはじめ永代供養が可能なペットのお墓、飼い主と一緒に入れるお墓などがございます。
「後悔のない最後のお別れをしたい」「できる限りのことをしてあげたい」という、ご家族の気持ちに寄り添ったサービスを、提供しています。
毎月開催している合同慰霊法要では、同じ悲しみを経験した皆さまと、一緒にペットの在りし日の姿を偲ぶことができます。
ヤシロの丁寧な対応には、セレモニーを行ったお客様からも、「安心して任せられた」や、「悲しかった現実が、とてもあたたかい思い出になった」といった、感謝のメッセージをいただいております。
皆さまの大切なご家族の旅立ちを、心を込めてサポート致します。
ペット霊園のご見学も受け付けておりますので、ペットの終活をお考えの方は、ぜひ一度、お問合せください!
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