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ペットロスにならないために、事前にできる対策とは?

2022.12.27
ペットロスにならないために、事前にできる対策とは?

かわいいペットとの暮らしは、大きな喜びや楽しみを与えてくれます。
しかし人間よりも寿命が短いため、飼い主がその最期を看取るケースが多く、悲しみも体験することになります。

家族として共に過ごしてきたペットとのお別れは、とても辛いものです。旅立ちを見送った後も、ペットロスで悩まれている方は、大勢おられます。立ち直るのに、時間がかかるケースもあるでしょう。

そのため最近では、ペットロスを防ぐために、事前に対策を始める方も、増えています。
ペットの終活の一つとして、そうした対策をすることで、気持ちが楽になると考えられています。

今回は、ペットロスにならないために、ペットロスの症状や回復までの流れと、事前にできる対策などを、ご紹介します。

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ペットロスになったら? どう回復するのか

ペットロスとは、愛する動物を失ったことによる、悲しみや喪失感のことです。
また、ペットと生き別れになった場合や、ペットが余命を宣告された場合なども、ペットロスになるといわれています。

ペットロスの症状としては、悲しみや寂しさを感じる、食欲の低下や睡眠がとれなくなる、などがあります。もし症状が長引いた場合は、カウンセリングに行くことも、解決策の一つとして知られています。

一般的なペットロスの症状

一般的なペットロスの症状

・感情的な面 …悲しみ、怒り、自責の念、罪悪感、不安、抑うつ、など
・身体的な面 …食欲の低下や過食、睡眠障害、息切れ、胃の痛み、など
・その他 …泣く、無力感、非現実感、引きこもり

<実体験の例>
「ペットとの死別後、気持ちが落ち込み、外に出るのが嫌になった」
「あの時もっと早く気づいていれば…と、後悔ばかりしている」
「ずっと泣いてばかりで、何も手につかない」

「仕事のストレスとペットロスが重なり、やる気や食欲が大幅に減ってしまった」

こうしたペットロスは、特効薬などはないといわれ、個人差も大きいといわれています。
しかし、時間と共に気持ちが落ち着き、回復へ向かう方も多くみられます。

回復までのプロセス

ペットロスを回復するまでのプロセスを、みてみましょう。

①衝撃期→②悲痛期→③回復期→④再生期

まずは、予想していなかったお別れが訪れる「①衝撃期」。死別へのショックが大きく、葛藤する時期だと、いわれています。

続いて、「②悲痛期」では、ショックが少し落ち着き、怒りや絶望などの感情が、大きく現れます。回復するまでの段階で、最も苦しい時期だといわれています。

その後の「③回復期」では、悲観的な感情を抱きながら、ペットのいない生活に適応していく段階です。亡くなったペットの写真を整理するなど、その死を受け入れていくタイミングでもあります。

「④再生期」では、日常生活が、ほぼ支障なく送れる状態になります。

あくまでも一般的な例となるため、個人によって、乗り越え方は異なります。一段階ごとに克服できる場合もあれば、途中で行ったり来たりを繰り返すケースも、珍しくありません。
ご自分のペースで無理をせずに、周りと相談しながら、向き合いましょう。

関連記事:ペットロスに向き合おう

ペットロスを防ぐために、事前にできること

ここでは、ペットロスにならないための、対策をみてみましょう。
どんな点に気をつけて行動すれば、予防へつながるのでしょうか。

・お別れを覚悟しておく

ペットの寿命は、人間よりも短いものです。ペットを飼っている方の多くが、見送る立場にあるでしょう。
しかし、一緒に過ごすことが当たり前になるなかで、「うちの子はまだ大丈夫」と、信じ込んでしまうケースも珍しくありません。ペットの存在が全てになると、離れられない関係になってしまいます。

ペットに依存すればするほど、お別れが辛いものになってしまうため、どこかで冷静に関係を見つめなおし、ペットの終活も前向きに捉えてみましょう。

・ペット仲間をつくる

・ペット仲間をつくる

ご家族やご友人など、ご自分と同じようにペットを愛している気持ちを持つ、ペット仲間を作っておきましょう。日頃から交流することで、ペットロスの知識や実体験なども、知ることができるかもしれません。

少しでも予備知識があれば、いざという時の戸惑いも、減らせます。ご自分の思いを仲間に打ち明けることで、気持ちを整理することへも、つながります。

・獣医師に相談する

もしペットの最期が突然訪れたら、後悔が残るケースがあります。十分なケアができなかったと落ち込み、ペットロスになってしまう恐れもあります。

こうした事態を避けるためにも、まずは信頼できる獣医師(かかりつけ医)を、探しておきましょう。ペットの最期をどう看取るべきか、持病の有無なども含めて、獣医師に相談しておけば、落ち着いて対応できるかもしれません。

また獣医師は、ペットロスへの知識も豊富なため、さまざまな治療方法や看取り方を、アドバイスしてくれるでしょう。弔い方については、多種多様なご葬儀サービスがあるため、悔いの残らないプランを選べるように、最低限の情報は調べておきましょう。

お別れの日を考えるのは辛いですが、ペットロスにならないために、あらかじめ準備できることもあります。不安が少なくなることで、「よりペットに感謝して、過ごせるようになった」という方もおられます。
どうぞ一人で抱え込まずに、ご家族やご友人、ペット事業に関するプロの意見を、聞いてみてくださいね。

※記事内にある「実体験の例」は、ヤシロのお客様の声を参考に、自社でまとめたものです
※ペットロスの症状や回復プロセス、対策は、専門医の治療方針によって、解釈などが異なる恐れがあります

悲しみを乗り越えるために

悲しみを乗り越えるために

ペットロスと聞くと、どうしても悲しいイメージを持ってしまいますよね。
「まだ元気なペットがいるのに、もうお別れを考えるの?」と、感じる方もいるかもしれません。しかし、ペットの終活をするなかで、一緒に暮らした時間は、とても意味のあるものだったと、気づくこともあります。

ペットロスの予防対策は、そうした気づきへの、第一歩かもしれません。周りと相談しながら、今できることから、始めてみましょう。

ヤシロでは、大切なペットとゆっくりお別れができる”ペット専用”のセレモニーホールでのご葬儀をはじめ、永代供養が可能なペットのお墓飼い主と一緒に入れるお墓などがございます。
「後悔のない最後のお別れをしたい」「できる限りのことをしてあげたい」という、ご家族の気持ちに寄り添ったサービスを、提供しています。
また、毎月開催している合同慰霊祭では、同じ悲しみを経験した皆さまと、一緒にペットの在りし日の姿を偲ぶことができます。

ヤシロの丁寧な対応には、セレモニーを行ったお客様からも、「安心して任せられた」や、「悲しかった現実が、とてもあたたかい思い出になった」といった、感謝のメッセージをいただいております。皆さまの大切なご家族の旅立ちを、心を込めてサポート致します。

ご見学も受け付けておりますので、ペットの終活をお考えの方は、ぜひ一度、お問合せください!

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